若い内に貯めるべきものは金か経験か
相変わらず好きな事以外は出来ないし、結果も出にゃい。
特にお金のためとか考えてやると大概失敗するww 本当世の中って上手い事出来てるなぁと実感。
僕の中では確かにお金は必要ではあるけれど、絶対的なものではないなぁと最近つくづく思います。
やりたい事があるから、そのために稼いでるような感じ。
いい機会だし、今日は僕のお金に対する考え方と、それを踏まえた未来の話をします。
入り口はお金持ちになりたい。
もともと父親の仕事が安定せず、母親がむちゃくちゃ働いてて、それを何とかしたいっていうのが動機だった気がする。
一般的に考えると、父が一家の柱となって収入の面で支えますよね。でも僕らの家庭はそれが逆で。母方の祖父母からも「お前の父親みたいにはなるな!」って幼少期から言われ続けて育ちました。
実は大学の学費も母のお兄さんが3年間払ってくれました。
だから「僕が金持ちになればこんな思い親にさせずに済む」ってどこかで思ってたんかも。
まあ親は親だし、どんな人でも僕はもう受け入れてます。逆にモチベーションの原点は親なので、今の家庭環境には感謝しています。
まあ、お金は欲しい。不自由しないから。資本主義社会だし、そりゃそうよね。
でもそれってずっと続くの?
僕らが今乗っかっているのは、資本主義というまあ一種の社会ルール。
15世紀末ごろの農業の第一次囲い込みがありまして。簡単に言えば少数の平民地主層が農地を買い取り、私有化したんですね。牧地にして収益を上げるようになった。あれが資本主義の初期のようなものだったらしく。
あれから6世紀程ずーっとこの社会システムが成り立ってるわけですね。
産業革命や情報革命を経て、今その社会システムが変わりつつあると。
それを、限界費用ゼロ社会という本で言うております。
限界費用ゼロ社会 <モノのインターネット>と共有型経済の台頭
- 作者: ジェレミー・リフキン
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/10/28
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率直に言うと、まじ素晴らしい社会。
これ読んでて(まあ読む前から結構感じてたけど)思った事。
じゃ世の中で起きてる資本主義下の競争って意味あるん?
これらの企業が描いている未来は、驚くほど酷似していると聞きます。みんな同じ方向を向いているという事ですね。
ならば必ずそこでは競争が起こる。我こそはと世界シェアを取りにいく。
世界の行く末(破壊的革新)は、もうITの巨人たちに任せて僕らはその恩恵を受ける側でもいいのでは?
って最近は考えてます。もしくは自分が見ている世界の最適解を探す程度でいいのではないか。まあイノベーションは否定してないので、どんどん起こすべきです。
世界に存在する大企業から中小企業、もう数え切れないくらいあるけど。
最終的には公益性を持った数社の世界的企業がほぼ独占的にサービスを提供するようになる未来が来るのではないか。
数多くの企業はその過程の中で買収されたり、淘汰され消えてなくなる。
という未来を描いてるんですけど、その中でお金の役割もまた変わるのではないかと。
”生活するために働く社会”から
”人生を謳歌する社会”への転換。
だって限りなく安くモノが買えるなら、働く必要ってないですよね。生活水準は保てるわけだから。働きたい人だけが働けば良い。
「ならその働かなくても良くなった人間の余暇時間は?」て、思うんです。
人はもっと楽しい事をして生きていく。
やっぱ行き着くのはそこなんじゃないかなぁと。好きな事をする。好きな事を語れる友人やコミュニティがある。その方が生産性も高いし、いい事尽くし。
そしてそこでお金(資本主義)の重要性は低くなっていて、自分が価値を感じたら投じる投票用紙になっている。
自分がってとこが重要です。好きだと心から思えるものに対して投じる。
まあ半分は絵空事っぽいけど、そういう未来きたらいいよねっくらいの感覚でいます。
と、まあ話が凄くズレてしまいましたが、若い内に貯めるべきものは金か経験か。
経験です。未来でお金の役割は今より少し変わってると思うので、誰かを楽しませる。提供できる特別な価値がある。そっちの方が必要になっているかと。
そしてお金は評価・信用に置き換えられるので、言ってしまえば必ずしも紙幣である必要もない。お互いが価値を感じたら物々交換でもいいわけで。
そこで大事なのはやっぱり人との繋がりかなとも考えています。
好きな事を極めて、それで人が集まる。
そこで生まれる繋がりは一生もんになる。
だからお金の事はあまり心配しなくなりました。好きな事をしまくろうと。そこでまず突き抜けようと。
人が集まれば、お金以上の価値が生まれるから。未来ではそれがもっと顕著になって表れる。
あとは伊良部島。島に循環型エコシステム社会を作る。教育的側面、商業的側面の両方で。
あとは美味しいものをひたすら食べたいかな。笑