ブランド物のライバルは「いいねボタン」だと思う。
youtuberがなりたい職業3位にランクインしたという記事を読んで、「ITの浸透が職業選択にも影響およぼしてんなぁ~」って思った。
でもそれだけではなくて、もっと重要な事にも影響していると思うんですよ。誰でも頭の片隅で思うであろう「かっこよく見られたい願望」。承認欲求です。
昔みたいに有名になるには例えばテレビに出る選択肢が一番だった。あの狭き門を通り抜けるのはごく一部の勝ち組。でもブログや動画などの情報発信媒体をしかも0円でもてる時代が今。
FacebookやTwitterなどのSNSもそうです。これらに付いている「いいね」やリツイートの機能。これって言い換えれば1つの評価基準です。数々の投稿、ツイートの中で評価が多いとやっぱり気持ちいい。
これ結構色んなとこで影響与えていると思います。その1つがブランド物などの高級商品。あなたはそれをなんのために買うんすか?
買った後の高揚感が継続するのは「披露できるから」
やっぱ誰かに披露できるって気持ちいいですよね。そこに言葉はいらない。持っているだけで「いいだろぉ~?」ってなる。その時間が長ければ長いほど気持ちいい時間は続くんですよね。見栄はって少しでも評価されたい気持ちは誰もが経験あるはず。
でもそれも安易に手に入れやすい時代になった。記事を投稿してコメント、いいねの数がどんどん増える。そしてまた書く。今までの承認欲求がお金を使って欲求を昇華させていた時代からお金をかけなくても昇華できる時代へと変わってきていると僕は思います。まさに評価基準の多様化が起こっている。
昔からある資本主義経済の片隅で、評価経済も共存しているのが今。「いいねボタン」は個人の欲求を昇華させ、その人のキャリアにも少なからず影響していく。
フォロワーなんて馬鹿にできなくて、100人、1000人、10000人と増えればそれはお金と同等・もしくはそれ以上の価値になる。月100万と100万フォロワーだったらどっち選びますか?って話で、僕なら後者を選びます。100万では買えないものってあるので。これが1000万でも1億でも後者を選びますね。
それだけ金積んでも買えないものってあるんですよね。1億あっても社会的価値のあるものを生み出せるかって言ったら違う。
まさに世は「大評価経済社会」になりつつある。しかもそれで生活できちゃうんだから快適だよね。前の記事で書いた次の時代の貴族ですまさに。
でも中途半端に昇華されて何もできないのは本末転倒
これは自分自身への自戒も込めて。笑
ある程度タメを作るのって大事だとも思います。投稿したいけど、あえて抑える。その間何をするかと言ったら、自分自身の価値を高めるんですね。これ結構意識してます。
「こいつまた面白いツイートしやがって」っていうくらい、自分自身の感性は常に研ぎ澄ましていたいし、そういうツイートを見て、少しでも誰かの学びになってくれたらなという意識で毎回書きます。
あとは備忘録的な役割としても。こんなに簡単に情報発信出来て、一部のファンのような存在ができて、それが次のアクションにも繋がる。記事やツイートはストックもできるので、言ってしまえば情報資産と化す。
いつか為るであろう、「何者か」になるまで、こうやって情報は発信し続けていきます。